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和泉多摩川河畔 [探鳥]

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早朝散歩は相変わらず続いています。緊急事態宣言も解除されて行動が自由となりました。ここは多摩川河畔の散策路として探索していた処です。大きな堰があり、水鳥が豊富にいるとの情報に引き寄せられて行ってみることにしました。

今日は3回目ということで大体地形や鳥が居そうな場所はリサーチ済みです。 今日は前回調査で収穫のあったカワセミの観察です。

川岸を探しながら進みますがいつもの処には見当たりません、前回より釣り人が増えています。そのせいかなと思いながら双眼鏡で探します。暫く石のように気配を消せば近づいてくるかと30分程じっと座って待ちました、石の上に座っているのでお尻が痛くなりこの作戦は撤退です。河原では身を隠す処がないため鳥から丸見えです、散歩していて見てないぞというフリをしながらの歩きです。

時折双眼鏡で遠くの鳥影を確認して何か見えれば近づくという戦法です。


そうこうしているうちに見つけました。


やはり人を避けて人が居ない場所で狩りをしていました。恐る恐る近づきます。

狩りに夢中になっているので気付かれていません。まずは枝に止まっているところを撮影、だけどまだ距離が遠いのでもう少し近づきます。約30m程度のところでしょうか微妙な距離です。

あと10m近づきたいところですが、突如飛び立ちホバリング開始です。ココはチャンスとシャッターきりましたがちょっと遠いです、と逃げ去ってしまいました。

後を目で追いますが河原ですから何処に行ったかは確認できます、いつもの木に止まりました。また同じことの繰り返しで恐る恐る後を追います。今度は向こうも警戒モードです。50mの処で飛び立ちホバリングに移りました、川に1回飛び込んでまた河岸を変えます。今度はかなり遠くに行かれました100mぐらいあるので、これは諦めでこっちに戻るのを待つしかありません。2回程川に飛び込んで対岸に行ってしまいました。

これで終わりです。

暫く河原を遠見してカワラヒワを見つけましたが石ころと鳥が同じぐらいの大きさで中々場所が特定できません。


双眼鏡から肉眼に戻すと見失うのです、河原での鳥発見は結構過酷です。


動き回る小さな影を肉眼で追うのはカモフラージュされてかなり慣れが必要と痛感しました。

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松本清張全集 [本]

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島根県奥出雲亀嵩駅

だいぶ前に松本清張全集を購入しました。松本清張は若い頃の現代作家でした、でも今では昭和の作家となってサスペンス劇場でつとに有名です。随分お世話になりました、特に高校時代は文学への入門作品と位置付けられ文庫本として馴染みの作品群でした。

学校図書館には置いていない流行作家だったのです。

第1期配本全38巻です。勿論中古です新品はとうに販売終了となっていますので。

さて、このような全集本は今やほとんど見かけることはありません。

ネットで検索すると筑摩書房の世界文学全集70巻が3000円なんて値段がついてます。はるか昔の大学時代の新品価格は90000円ぐらいだったような気がします。


文学全集なんてものが地に落ちた時代になりました。


でもこの年になると若い頃欲しかったものが欲しくなるのです。 このコロナ禍で時間が出来てもう一度読み直すか という気持ちになってきたのです。

特に全集は喉から手が出る程欲しかった物の一つです。そんなものスペース取って邪魔という意見もあるでしょうが、全巻揃いの圧倒感とどれから読もうかというワクワク感が沸騰するんです。


若い頃は文学青年だったんです。


これもだいぶ前ですが出張中にフラリと地方のスーパーに立ち寄りました、そこで古本市をやってて 何と中国古典文学大系「史記」3巻揃いが1000円で売ってました、それも新品です。新品というよりは正確には新古品ですね 即買ってきました。

まだ、無垢の状態でした、「史記」が1冊300円という価値観はあり得ないですね。

これは今は愛読書で2回読み返しました。


コロナで時間が出来た雑感です。

ちなみに松本清張全集については何も触れなかったので次回に!

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高尾山 日影沢から「いろはの森」そして1号路 [探鳥]

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早朝の私鉄駅に立っています。

長い蟄居生活にうんざりして外の空気を吸いに外出です。 往きの最寄り駅ではちらほらと山爺さんがホームにいましたが同行の志と思い、何気ない風体でやり過ごします。先方も同じ輩だと安心したような顔つきです。

高尾駅で降りてここから日影沢までバスです。

特別ダイヤで運行中止! なら歩くしかない。

途中バス停でまた時刻表を確認、動いてる! バスが来たのです。4駅目で到着、年配のハイキング客が結構乗ってました。


日影沢林道

鳥の声を遠くに聞きながら暫く進みます。川の瀬音がうるさく鳥が何処にいるかわかりません。このまま行くと城山に上ってしまうので引き返します。初遭遇は、突如ギャーという頭上の声に見上げたら2羽の鳥がいましたがよくわかりません。


いろはの森

このまま進めば高尾山頂です鳥の声が大きく聞こえます、すぐそこに居るかのようですが見えません。参道に着いてしまいました、仕方がないので1号路を最後の期待で向かいます。ここから人の多さに驚きました、次から次へと山頂に向かう人の群れでした。

人が来ない神社裏のお堂奥で ヤマガラ発見! とうとう見つけた!

他にも何やら黄色い小鳥が木に止まっていました。キビタキです。 キビタキは今見たい鳥の1番地です。これを見たくて来たようなものです。 ヤッター感!が充満してきました。

このたった2つの事で結構満足しました。

1号路に期待しましたがまもなく高尾山口駅で今日は終了でした。


結び

中々出会えなくても満ち足りました。

(集団での探鳥は確立が高いですが1人での探鳥は収穫無しが普通のようです。1週間毎日通って2回程の遭遇なんてこともザラなようでやはり探鳥会に参加してスポット確認が重要だと強く思いました。)


高尾山は驚きに満ちて楽しかったです。

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