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夏の終わりのツーリング [ツーリング]

IMG_2287.jpg自民党総裁選がおもしろかった。ここまで候補者の政策や考え方が披露されたのは初めてのことではないか。そういう意味では政治に緊張感が生まれたと言っていい。小泉二世の小泉構文はギャグのようだったし高市候補の微笑は不気味 石破候補の難解な言い回しはその奥に潜む心根が見えない。誰に託せるのか実に不安な印象だった。野党の党首選は決着されたがこれまたゾンビである。一度総理になった人が甦ったのである、これは会社で言えば社長を退いた相談役が返り咲くに等しいことでこの党には人材はいないと公言したようなものである 普通総理までなったのなら若い有望な人材に道を壌るのが常道である。おまけにこの人 消費税を10%にした人で挙句政権を放り投げて終わった人である 政治は普通の人では持っていないハートが必要らしい    兎にも角にも新しい内閣の船出だ
暑いの一言しかない夏もついに終わったようである
 
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その夏を惜しむようにツーリングに出掛けた 場所は伊豆 とりわけ西伊豆スカイライン目当てに修善寺と廻ってきた 
最近まで坐骨神経痛に苦しんで鍼やお灸と手当していたところである 少し良くなってツーリング決行 修善寺ではあまりの暑さに街歩きは這う這うの体で喫茶店に避難した その後西伊豆スカイラインを気持ち良く走って 絶景と涼しさを堪能 その後箱根を廻って帰るコースを選択 
ここで悲劇が襲う 
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Xmaxは足付きが悪く 坐骨神経痛で左足に力が入らない処にバランスを崩して 「立ちごけ」である 
お蔭で車載カメラはレンズが逝ってしまう羽目に 車体は残念ながら数か所に傷が入った 
滅入った 
家に帰ってヤマハに連絡して補修ペンを探す 
このバイクはマット塗装で マット塗装は補修が出来ないとの結論 
傷はそのまま 
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最後の夏の終わりの残念なツーリングだった 
一つ光明を得たのは「立ちごけ」時一人でバイクを起こせた事である なんか悲しい
秋が始った 
夏中家に籠っていたが 
さー 起き出すぞー

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YUMEJI 大正浪漫と新しい世界 [展覧会]

先日東京都庭園美術館へ出かけた。


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夢二の特別展が開催されていた、特に夢二が見たくて行った訳ではない。

前から行ってみたい場所の一つだった。

ここは旧朝香宮邸である。

東京には戦前旧皇室の一族の皆様方のお邸があった、その一つである。他は残っていないようでほとんどホテルになっている。その辺の経緯は猪瀬直樹氏の著作「ミカドの肖像」が詳しい。西武グループの堤康次郎と西武はこの事例を持って一躍巨大企業に伸し上がったと確か記憶にある。

しかしこの朝香宮邸は一度西武に買収されながら東京都に買い戻され今に至ったようである。

朝香宮について言及することはしない、ただこのお邸がアールデコの凝った造りになっているので一度拝見したかったのである。


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今回は夢二展が開催されていてお目当てのアールデコの様式を詳細に観察することは出来なかったが素晴らしい造作の数々に魅了された。来月はお邸を公開するので、もう一度訪れたいと思っている。肝心の夢二展はシニア女性が開館と同時に多く来館していて、やはり夢二の画風は女性にはいいらしい。

男性は全体の1割にも満たない

そんな塩梅で年配女性軍団に負けてしまった。

















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庭園美術館というだけあって庭園は日本庭園と西洋庭園があり充実している。だが暑い!ゆっくりと散歩していると暑さに負ける。


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夢二の版画を2枚持っている、1枚の本物は出展されていたがもう1枚は無い。そんなこともあって夢二への親近感はかなりあるのだが・・・3軒の飲食店があった。レストランと喫茶店そして入口付近にチーズ専門店 このチーズ専門店に暑さ凌ぎに入った。狭いスペースだがちょっと一息にはいい空間である。狭いから人も少なくゆっくりと休める。ここでチーズケーキのセットをいただく、チーズケーキはブルーチーズのケーキ 

これは旨かった。

アイスコーヒーとのセットで手頃な価格である。帰りにビールに合うチーズも購入した、これはオマケだ。


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しかし戦前の宮家は凄い!

庶民がトタン葺きの手狭な住まいに喘いでいるのに、この豪壮な庭園と建物に悠々住んでいたと思うとその社会的地位は想像を絶するものである。

東京都の建物なのでシニアには優しい値段であるのも格別である。

涼しくなったら足繫く通いたい場所だ!

隣には国立博物館の自然教育園もあって半日は楽しめる・・・ここもシニアは無料である

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都会の秘境鶴見線 [旅行]

ちょっと大袈裟なタイトルである。この更新も1ヶ月振りとなった 7月の秩父行き後入院となってしまい、リハビリに努めていた。そしてバイクに乗れるまでに回復したのでこの暑い中出掛けてみた。リハビリを兼ねてと言う方がピッタリかもしれない 目的地は「海芝浦駅」である

RPCU2678_2024-08-04_09-37-05_スクリーンショット.jpg海芝浦駅


若い頃この鶴見線は良く仕事で利用していた それも鶴見小野辺りまででその先は行ったことが無い、海芝浦は終着駅でそのまま折り返しとなる。しかし日中は2時間に1本しか運行していない、しかも降り口は無く小さな公園が併設されているのみである。この暑い中この駅に降り立ったなら容赦ない日光に照りつけられることになる そこで時刻表を確認してみると朝夕は20分に1本程度の運行となっている これは夕方に行くしかないと時刻を定めて出掛けた 

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ここだけでは少し物足りないので周辺探索もと思って 地図を良く見ると何と近くに「生麦事件」の史跡があった 目的地「海芝浦」はこの瞬間から主目的地ではなくなった この生麦事件は教科書にも載っている幕末回転の分岐点となった事件である ここを見ずして歴史は語れないと気はこちらに向かってしまった 

この事件の詳細は語らないが現場はどんな所か興味津々である 旧東海道に面したひなびた村というイメージが教科書の写真 だが今どのように変容しているのか その場所でイギリス人4人が殺傷された様子がどんなだったのかイメージが膨らむばかりである 

事件現場と事件碑は別な所にあった 

IMG_2097.jpg事件現場付近


事件現場は今、近くに小学校があり穏やかな街道沿いの街並みである 事件碑はこの場所からかなり離れた高速下にひっそりと整備されていた 

さてこの後作家吉村昭先生が書いた「史実を歩く」を読んでこの事件の顛末を知った 

薩摩藩の一行が生麦村にさしかかった時4人のイギリス人が馬に乗って行列を横切った、警護の藩士奈良原喜左衛門が4人の一人馬上のリチャードソンを無礼討ちにした リチャードソンは左脇腹を切られ返す刀で左肩から切下げられた リチャードソンはそのまま馬で逃げたが先手組の久木村利久に左脇腹を薙ぎられ、久木村の刀は曲って鞘にもどせない 重傷を負ったリチャードソンは村外れの松の木の下に落馬 そこに駆け付けた薩摩藩士に止めを刺されて即死 これが事件の顛末だった 

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この中で奈良原の馬上への切上げ切下げが本当に可能なのか 

リチャードソンの馬はアラブ系の大型馬だった 奈良原の剣は示現流でも「野太刀示現流」刀が大太刀 使った技は藩主の前で披露したことのある得意技だったと記してあった 

やっぱりこれが本当のところなんだと得心した 

この後薩摩藩は高い代償を払うことになり幕末維新が急転回していくことに 

暑いさなか地味な史跡を見てきた 


海芝浦は遠くにベイブリッジが見える都会のオアシスだ 

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出口の無い駅なのでご注意あれ 

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秩父往還ツーリング [ツーリング]

東京都知事選真っ只中である 
今回は56人の立候補 史上最多だそうだ 
有権者数1153万人 前回選挙時の投票率は55% 現知事得票数は366万票 3割の代表である 
何回選挙やっても投票率は30%程度を考えれば都知事選は異例に高い投票率である 
東京都の有権者は5年程度で半分入れ替わるそうだ 真に住民に必要な政策より人気投票に流れがちとマスコミは分析する 
そして今回ひどい事が起きた 選挙掲示板のポスター枠が売買された、常識を失った行為である 
日本人の倫理観が問われる行為である  選挙についてはこれまでとする
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梅雨の晴れ間に恵まれて国道140号をツーリングした。
古くは秩父往還と言われた古道である 山梨県勝沼から山間部を通って秩父三峰神社付近へ そして秩父市街へと向かう道である。
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今回訪れることが出来たのは三峰神社と滝沢ダム 最後はほったらかし温泉である。秩父往還は古くは日本武尊が東国征伐に向かう途中甲州から雁坂峠を通って武蔵の国へ入ったと伝わる古道である、戦国時代は武田家滅亡後甲州から逃げてきた武田の兵が秩父へ流れた路とも言われている。
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実に風光明媚な路である もっとゆっくりと巡ることができたならdiscover Japanである 
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最後は「ほったらかし温泉」で終了した 湯舟から見える富士山はさすがの姿だった 
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帰りは中央道が事故で首都圏までの到着時間は「不明」と掲示されていた 10km2時間以上の渋滞だった
おまけ 
iphoneのsiriについて こんなに長く使ってきたのに知らなかった 
「ショートカット」純正アプリ これをsiriと組み合わせると自動化できるそうだ バイクでスマホを使う場合siriは便利である 
siriは純正アプリには有効だが一般アプリには効かない 
これを「ショートカット」で自動化すると音声指示で使えてしまう 大感動だった!! 
但し全てではない 研究の余地あり
ちなみに「ハイチーズ」で写真が撮れる

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Xmax2000k達成 [ツーリング]

「大谷ハラスメント」という言葉があるそうだ これは主にテレビで大谷の近況を伝える毎に大絶賛し、持ち上げて持ち上げて神扱いして番組の時間を一方的に消費すること コメンテーターは芸人やバラドルと言った至って軽いコメントをする人達が多い これを延々と流されて他の局に切り替えても同じような内容が垂れ流されている様を一語で集約した言葉 

実に的を得ている 

コメントするタレントはこれで多額の出演料が頂けるのだから笑いが絶えない 

見させられた方はウンザリだ 

大谷選手の活躍は素晴らしい 人間的にも素晴らしい 

周知の事実を厚塗りされると反骨精神が芽をもたげてくる 私だけなのかなー と自己嫌悪を感じる

 

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Xmaxが2000kに到達した やっとの思いを感じる 

五日市街道を下道でJR五日市駅 要は終点まで行ってみようと思い立った 五日市街道の始点は青梅街道高円寺陸橋のすぐ先 500m程のところから始まる 

吉祥寺を抜けて成蹊大学の正門を越すと玉川上水が脇に見えてくる 一気に武蔵野の風情が開けてくる 

成蹊大学は元総理の出身大学か なんて思っていると「総理大臣とこの大学」という違和感が心にふと沸き起こる 

風景が立川砂川辺りに変わる 大きなお屋敷が街道沿いにここかしこに並ぶ 中にはお城のような造りもあって、この地域の豊かさが伺える 

これも天領の仕業かと胸をよぎる 

あっけに捕らわれているうちに国道16号を越える頃両脇に米軍基地が出現する 得体の知れない不条理が沸き起こる 

まもなく正面に武蔵五日市の駅が遠望されてきた 駅前ロータリーで駅の写真を撮って、秋川沿いに奥多摩へと進む 



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十里木の駐車場で秋川にに降りてみようと暫しバイクを止めて散策に向かう 何と道の両側には「駐車料金1000円」とか「入場料頂きます」とかの看板が至る所に立っている こりゃ散策どころか良く気を付けて歩かないと私有地に紛れ込んでしまう あまりの強欲さを感じて退散する

IMG_1884.jpgXmaxのナビがやはり使えない ブツブツ切れて案内できないとスクリーンに出る 

最近インカムを買った このインカムをスマホに接続すればスマホナビが使えて音声案内も可能だろうと取り付けた しかしこれがバイクナビにも接続できてバイクナビの音声案内が生きてきた すると画面は消えても音声案内はしてくれるので意外に使えることができた 

これでバイクナビの不備が少し解消した 

このインカム 中華製で4500円程度 意外に優秀だった 

但しXmaxのナビ音声案内は曲がる直前に「ココヒダリです」と言うので道間違えやすいかも 

2000k到達の顛末でした

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いちご白書 [映画]

何とも懐かしい映画である 

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荒井由美作詞作曲の曲「いちご白書をもう一度」を思い浮かべる人も多いだろう 少し詳しく調べてみると1975年リリースの曲、映画は1970年6月封切だったようだ。

映画について語る程のものは持ち合わせていない 

ただ中学生の時新宿でこの映画のロードショウを見た憶えがある 70年はこんな映画が話題をさらうほど世界情勢は沸騰していたようだ この映画の最後のシーンで流される曲「サークルゲーム」はやけに印象に残っている 映画の興行成績はそれほど良くなかったようで、荒井由実の曲は大ヒットした

歌手はバンバンである 



この曲のフレーズに「就職が決まって髪を切って来た時」とある このフレーズに妙に哀感を感じるのは自分だけだろうか 


映画に戻る 映画の主題はコロンビア大学で起きた学生運動 主役は「キムノバク」この女性が当時「お姉さん」に感じたのはまだ中学生だったからだろうか 最後の場面で機動隊により主人公が排除されていく姿に重なって曲「サークルゲーム」が流れThe endとなる 

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あれから50年超である 


今頃この映画を持ち出したのはアメリカでガザ侵攻に抗議して学生デモが引き起きたようだ 震源はやはりコロンビア大学からだそうだ 50年経って甦った「いちご白書」だ 

アメリカはやはり「自由の国」である 日本でも「ガザ侵攻」に憂慮する声は大きくなっているが学生が主体的な行動を起こしたという報道はない 

やはり「就職が決まって髪を切って来た時」になるのであろうか 

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若い頃デモに参加して世界に関わっているという高揚感は貴重な体験だったように思える 同時並行して「政治と金」で揉めている この頃「金権政治打破」が叫ばれて国会周辺は大騒擾となり田中内閣が退陣した 

大人しい日本人であるがこんな時もあったんだ 

あのエネルギーは時代の気分かもしれないが今の静かさは円安に象徴されるような日本の凋落のような気がする


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またまた時代劇を堪能 [映画]

映画「黒書院の六兵衛」原作 浅田次郎 

有料テレビでみた

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厳密に言うと映画ではなく「連続ドラマ」だそうだ 主演は吉川晃司・上地雄輔 主演たる吉川晃司は終始セリフなし 表情だけの演技である この役者というか歌手というか、この人は一体にどちらが本業かわからない しかし時代劇役者を演らせたら右にでるものは無いと勝手に思い込んでいる 

この作品は小説を良く踏襲している 数年前に小説を読ませていただいた、しかし小説の表現ではリアルに情景を想像できなかった、よって小説自体はそれ程感銘を受けなかった作品だ 

ただ、江戸城内の今は失われた仕来りや慣習が印象的だったので妙に記憶に残った作品だった




IMG_1788.jpgストーリーは江戸時代が正に終焉するその時を描いた最後の武士の物語 

「勝・西郷会談」で江戸城明渡しが決定 城明渡しに際しての城内混乱と最後の武士達の生き方を一人の武士を通して見つめるという内容 そして主人公「的矢六兵衛」の無言の抵抗なのか 「武士の魂」の具現化か なにしろ無言を貫くその行動は視聴者にも判然としない 

1話から6話まで続く物語は時代転換の一瞬を切り取ったものだ 

主題となっているのは 思うに「武士の覚悟・武士の魂」 亡びゆく武士の最後の意地が感じ取れる映画だった 

この作品で注目したのは主人公の行動よりもその仕草だ 一に食事を摂る時の作法は秀逸だ 

この食事作法が何流かは知らないが実に美しい 

端然として行儀よく箸の上げ下ろしまで美しい 

食べ方は人間の本能に帰着するので様々な食べ方があると思う、どれもが正しいが美しい食べ方は少ない 

二に城内での歩き方 貴人に拝謁する時は「膝行」というらしいが凛として美しい歩き方だ 

「ムーンウオーク」を膝でやるような歩き方

 

見惚れてしまう 


IMG_1718.jpg10年程前に「居合」を習った「居合腰」という刀を振る前の基本動作を学んだ時この膝歩きに近い腰使いで居合を止めた 

キツイのだ 

この「居合腰」1kgの木刀を使用する(真剣が1kgなので)この極太木刀を使って「居合腰」2000本の素振りをやった 1週間で居合を断念 

それ程つらい修行だった この膝行を会得するには同じくらい鍛錬が必要だろう 

全話鑑賞は6時間程かかるが実に興味深い作品だった 

江戸城内の奇態な風習 大奥が一日で崩壊する様 職を失い絶滅に向かう幕府武士 

薩摩長州軍人の成り上がり行為と行儀の悪さ

「ラストエンペラー」の中国清朝が崩壊する時と何故か重なる 

時代が変わる一瞬の表情がいい

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大山詣り [旅行]

寒川神社に初詣に行ってきた

 

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今年の正月はアクシデントから初詣に行きそびれ もう春である 桜も散って新入学も終えた今日この頃である だいぶ時節が進んでしまった、このまま行かずに済ませてしまうと心残りになりそうだ

もう一つ今年の運もどうなるかわからないでは心もとない

 

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寒川神社を択んだ訳は「相模の国一の宮」パワースポットである 家から1時間半 都内には有数のパワースポットが散在している ここにしたのは初詣のついでに大山豆腐をいただきたいという、願いとは無関係な思いからだ 

寒川神社のご神体は「寒川比古命」「寒川比女命」の二柱 この神様聞いたことがないぞ 「相武国造」さがむのくにのみやつこ と読むそうだ 相模の国は古来「相武の国造」が治めていたそうで 「さがむ」が「さがみ」と音変化して神奈川県は「さがみのくに」になったようだ 字はひらがな読みに漢字を宛てているので意味はない 音はさがむだったのだろう そうすると「さがむ」は音的に「さむかわ」にも似ている 

きっと「さむかわ」は古代相模の国の国つ神だったのだ

これは古い神様だ

5世紀雄略天皇の時代からある古社である 「空白の5世紀」と言われるまだ日本に記録が無い時代から存在している 

1500年前から人々の願いを聞いている神様なのでご利益は溢れている 

八方除けのお札をお願いしてご祈祷いただいた 

おみくじは大吉を引き当てた


 

ここから真の目的たる大山豆腐に向かう 去年は同じコースを辿って「東学坊」というお店でランチコースをいただいたが今回は「こま参道」へ足を伸ばす 

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こま参道は車で行ける終点駐車場から向かうケーブルカー駅までの間にある階段参道 

息をハアハアさせながら登ること20分程、そこそこの場所にある「塚本みやげ店」ここでお豆腐をいただく 

コース料理ではなく単品料理だがお蕎麦や色々 メニューは豊富だ 

ここの「みそ豆腐」は絶品だった!

味噌の味が最高 同じ味噌が「みそおでん」にも使われていてこれも注文 

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気軽に大山豆腐が食べれて満足だった 

予約が必要とか手続きなしが最高!

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津久井城ツーリング [ツーリング]

雨がポツポツと降ってきた 今日の天気は曇り 降雨確立60% それにしてもまだ時間は早い、早くも天気予報が当たったか。んー 残念だがついていないな!ポツリポツリと降ってきた雨は時折大粒の雨に変わり また時雨となって、どうも先が読めない天気だった。

津久井城

IMG_1675.jpg今回は道々こんな独り言を繰り返して、春の変わりやすい天気のもと神奈川県相模原市の津久井城に行って来ました。ルートは中央高速高尾ICから国道20号 相模湖を経由して津久井湖です。津久井城行きを思い立ったのは愛車Xmaxを走らせようと 早く慣らし運転を終了する目的も含まれていましたし、日帰りには程好い距離なので。昼過ぎには雨も止んで曇り空でいいお天気になりました。津久井城は山城です、当然山登りは必須条件となります。病気上がりの身には多少辛いところもありますが「チャレンジ!」 駐車場から公園内に入るとすぐにギャラリーセンターがあり、ここで少しお勉強できます。津久井城は相模の北条氏の支城で国境線の最前線基地です。もう目の前には甲斐の武田氏が君臨しています。


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武田信玄は1569年小田原城を包囲します、駿河侵攻の一環です。この小田原城包囲の帰り、津久井城近辺の三増峠で信玄対津久井城守備隊との間で合戦が起こりました。「三増峠の戦い」です、戦国史上最大の山岳戦と言われています。武田・北条合わせて4000人の死傷者が出たとされています。勝利は武田方で、この要衝津久井城は北条方の前線基地となっていました。

三増峠

IMG_1663.jpgさて、山城散歩は少し山登りすると展望台が現れまして、この展望台からは三増峠から甲斐の山々まで一望できました。この上の天守付近や曲輪跡までは体力的に無理ということで諦めました。全体を丹念に回れば5時間程度は掛かりそうで 山道は良く整備されていますので気合を入れて行けば楽しいでしょう。ここから三増峠に行ってみたいと思いました。戦跡が点在していて 戦国の風景が味わえそうで この峠 これだけの死傷者を出していることもあって有名な心霊スポットでもあるのです。着く頃には夕方なので正直イヤですね 今回は思いだけで帰路につきました。

IMG_1661.jpg展望台から
Xmaxですが帰りは町田ICから高速を利用 少しアクセルを開けると加速は素晴らしいです、前車ADVは速度100kでハンドルがガタガタしてきました Xmaxは120ぐらいまですぐ加速します。車重もあるので高速安定性はバツグン

カーナビはやはり使えないですね!

カープレーを付けた方がいいかも ただカーナビあるのに新たにカープレーは なんか残念です

燃費はこのツーリングでリッター32程走りました

ADVは40でしたからこんなものかなー

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Cafeツーリング 駒沢編 [ツーリング]

愛車Xmaxに乗れていない現実に少し苛立っています。

IMG_1498.jpgでも今日も北風が強く、昨日は雨降りで と中々気分よく乗れる日は少ないようです。そんなことから思いついたのが「Cafeツーリング」 

最近はコンロ持参で河岸辺りで「一人飲むCoffee」 というシチュエーションが普通のようですが、チェアリングという呼び名だそうで。

お店で飲む珈琲を満喫したい!若い頃外回りで歩き疲れた時、砂漠のオアシスのような存在でした。営業で上手く行かなかった時疲れを癒してくれた隠れ家です。いまだに記憶の奥底に残っていて走馬灯のようにその一場面が彷彿とよみがえります。

そんな思いに駆られて行きたくなるのです。

でも最近の喫茶店はエキナカに多く、固い椅子と人が溢れたちょっと間の休憩所 長く一人の時間を楽しむ空間ではないです。そこで少し足で見つけようと出掛けてみました。寒いので遠くには行きません、都内近郊で済まそうとの魂胆です。

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今回は駒沢通りを選んでみました、ちょっと閑静な住宅街が広がる地域です。こんな昼間人が少ない場所での珈琲三昧は中々魅力的です。運が良ければお客さん自分だけなんて、最高の場面が待ってるかもしれません。第1回目なのでストレートCoffeeが美味しそうなお店に行ってみました。お店入口脇と奥に小さなテーブルが2・3席 一人で楽しむには十分なスペースでした ブレンドを注文して暫く待ちます お店の脇は駒沢通り、窓から行き交う車を見ていると飽きません このお店注文してから珈琲を淹れてくれるようです。客は自分だけなので(当たり)メニューを見ながらお店の人にちょっと質問 浅煎り珈琲がメインのようで 濃いめはブレンドを中心に3種類程度とか 浅煎りの銘柄珈琲が売りでこちらは7-8種類 今回はブレンドを注文 味を楽しみます さすがに珈琲の温度も優しく熱過ぎずぬるすぎず適温です。外の景色も陽の光に満ち溢れて ゆったりとして珈琲時間が流れます。心地よい音楽が店内に流れ いい感じ 

近くに焼き立てパンのお店があり、帰りはここでパンを買うのもいいかもしれません。その向かいにはスーパーがあり買物ついでの珈琲タイムもありです。



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そうそう今回は神の靴をゲットしました。暫く病院通いしている関係から足に注目するようになりました、歩きやすい靴 これは人生を豊かにするキモですね 歩けなくなったら人生は終わりだ そんな観点から選んだ逸品でしたが素晴らしいの一言でした 

写真載せます。

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今回はそれ程滞在時間は長くなかったですが充実の珈琲タイムでした

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