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奥多摩湖周遊道路 [ツーリング]

先日の週末は六月では記録的な暑さが観測されました。勿論行楽も絶好調で飲食店での待ち時間は30分を超えたところが多かったと推測しています。今回はこの日帰り旅行です。六月から35度超えの気温は本当につらいですね!正直こんな天気になるとは思っていませんでした、週間天気予報を見ていて、晴れて暑くなるだろうけど梅雨の中休みで良かった程度に思っていたからです。

IMG_0225.jpg今回は弟とツーリングに行きました。久しぶりの同行ですね。お互いシニアになり、子供が手を離れ余生を送っているところですから意気投合は直ぐに成立しました。何故か弟もバイク免許を取得して、バイクを購入してソロツーリングを楽しんでいました。この趣味については全く知りませんでしたが、「ライン」のプロフィール写真がバイクでしたので確認したところアメリカンバイクで楽しんでいました。こちらも少し遅れて参戦していましたので知らない間に共通の趣味になっていました。

六月初頭に「丹沢行き」で最初の約束をしましたが雨で中止、ということで今回の「奥多摩行き」となりました。当日の待ち合わせは「道の駅滝山」で8:00、少し速く着いたのでブラブラ、何と駐車場はこの時点で満車、まだ道の駅は準備中、入口に列が出来ていました。そうこうしているうちに相方到着、彼の方が先輩なので先導は譲りまして一休み後出発です。IMG_0224.jpg朝から今日は混む予想!奥多摩入口の「7-11」ここは最終のコンビニということで暫し休憩。順調に進んで来ましたがフルフェースには暑い!五日市駅を過ぎて少し風が変わるかと思いましたが一向に変化なく、奥多摩湖周辺からかなり涼しくなってきました。「水の資料館」到着、ここで奥多摩湖を見学して絶景ポイントを目指します、ここでは「ダム水」をゲットします。かなり山の上に上がってきました、マアここまで慣れないワインディングロードと後ろからのバイカーの煽りで結構爺さんは疲れてきました。絶景ポイントで暫し休憩・写真タイムです。次に「檜原都民の森」で休憩、バイカーが凄い数集まっていました。20台位でツーリングしているグループ、目を白黒しているうちに次から次へと集まってきます。ここの駐車場も満車でした。バイク走行ばかりでは肩が凝るので、滝を見にトレッキングです。道が綺麗に整備され歩きやすい登山道と整備された公園に大満足 小一時間の散策です。3時間程度のコースなら野鳥探索もいいです。奥には野鳥観察小屋も設置されていました。絶景ポイントのベンチで先程ゲットした「ダム水」を使ってのコーヒータイム。不思議な事にバイカーは一人も山には来ません。その分静かな森散策でした。

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この後は山を降りて温泉「瀬音の湯」に向かいます。この温泉は美肌の湯で、昔お世話になった福岡県の原鶴温泉に良く似た泉質で気持ちいいです、ただ湯温が高く、この日は暑くて長湯という訳には行かなかったですね。福岡まで行かなくても手軽に東京近郊で楽しめるいい温泉、ここで30分待ちで遅い昼食を取って解散です。

いい疲労感で家には17:00前に帰着、車だったら帰りはいつになったやら!

この暑さと疲労感にビールを堪能して休日の終了でした。

走行距離は189.5Km、最長距離更新です。

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三浦半島 観音崎を彷徨う [ツーリング]

東京はいつもより早い梅雨入りとなりました。前から行きたいと思っていた三浦半島観音崎へのプチ旅を考えていました、しかしこの早い梅雨入りは想定外でした。空を窺いながらのチャンス待ちです。でも行きたいんだろ!と心の声が大きくなり曇り空の中行ってみました。途中少し雨に見舞われましたが何とか持ち応えてくれました。

さて、なぜ観音崎か?というのは前にもこのブログで触れていた、小説の舞台をなぞる旅にだったかったらです。この観音崎は松本清張作「球形の荒野」のエンディング場面だったので一度は訪れたいと思っていたところです。これはバイクを購入した一つの動機でもあるので、サア早速出発です。

IMG_0170.jpg小説では出発地点は「横浜ニューグランドホテル」 TAXIでヒロインが向かうところから始まります。TAXIの運転手は「ここからなら30分程で着きます」と話しています。 検証してみます、ホテル前から向かいますが到着は90分かかりました。時代背景はは昭和39年頃、道路事情が違うとはいえ「直ぐそこ」感はありません。やはり余ほど交通量が少なかったというのがわかります。IMG_0177.jpg

小説では観音崎到着後そこから歩いて灯台方向へ1本道で行けることを案内され、その場面描写が細かく詳述されてこの小説の圧巻の場面となってきます。実際歩いてみました、場面描写とほぼ同じです、暫く進むと「ユースホステル」があると記述されていましたが今はありません。

少し写真を掲載します。

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最後の場面はこの房総半島を見晴るかす岩場での親子対面となり、童謡「七つの子」を歌ってENDシーンとなります。「砂の器」と「球形の荒野」の2作は親子の情愛を描いた大作です、「砂の器」はハンセン病を主題にしてますが「球形の荒野」は戦争で引き裂かれた親子を描くと同時に戦争が終わっても続く愛国心の相克が描かれています。深く考えさせられることです。国家と個人と戦争 そこに渦巻く国家観の違いが家族を翻弄する物語でした。

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オマケですが遥か昔40年程前 私の祖父が晩酌の時にとんでもない事を言い始めました。祖父ががまだ若い頃、戦前か戦後すぐかはわかりませんが国道16号横浜の富岡近辺に富岡トンネルがあります、このトンネルで自転車がパンクして往生したと話していました。自宅からこのトンネルまで50km以上あります。ここまで自転車で行けるの?と目が点になりました。

旅行ではありません、通勤したようです。

ちなみに自転車は昔の荷台付きの頑丈な奴、昔の人は凄いですね。

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高尾山 中沢林道を歩く [探鳥]

「戦争と平和」というフレーズが各メディアで盛んに取り上げられています。勿論この言葉からすぐに浮かんでくるのはトルストイの「戦争と平和」という小説です。この小説はナポレオン戦争を題材に翻弄されたロシアの3貴族の物語です。サマセットモームの世界の十大小説の中で「あらゆる小説の中で最も偉大な小説」とウイキペディアに叙述されています。この小説の意味と今使われている意味は少し違うように思います、今の意味合いは正に「リアルな戦争」とそこから程遠い「平和」はどのようにすれば達成されるかというポイントで論争されているように思います。人類の永遠のテーマです、中国の故事「矛と盾」が頭をよぎります。

IMG_0107-2.jpgさて、日本は新緑の季節を迎えています、最近は登山ではなくトレッキングとバードウオッチングを兼ねた林道散歩にハマっています。ということで高尾山木下沢林道に向かいます。木下沢林道は北高尾山麓の入口で、小仏関跡の先の方日影沢林道の反対側に位置しています。愛車「ADV」を駆って勇躍 早朝気合を入れて家を出ました。向かう事2時間 摺差バス停近く「するさし豆腐店」の前を過ぎ、帰りには豆腐を買って帰るぞと胸に刻んで やっと到着です。

バイクを止めてカメラやら荷物を整理して、いざトレッキング開始です。この準備している間に2~3組のハイカーが追い越していきました。と追い越してきた最初の2人連れが林道を戻ってきます。何か異変でもと思いましたが マア道間違いかと気にせず向かいます。となにやら前方でやはり先客がUターンしてきます。警備員が道の真中に立ちはだかり追い返している様子。近づくと この先歩行者も含めて工事中により通行止めとのこと。えー!絶句です。何年か前の台風で一時通行禁止になっていたことは知っていましたが 今工事中とは! どうも日曜祭日は通行可で平日は前面通行止めとのこと。やむなく引き返します。先程の先客が「これからどこに向かうか聞いてきました。」徒歩の人にとっては片道2k程のロスタイムです。引き返すとなると日影沢林道か景信山方面になるのでしょうが・・・体力・距離とも結構痛手です。

DSC01775.jpg当方はバイクということもあって直ぐに次の候補地へ急ぎます。そこから15分 南高尾山麓中沢林道に向かいます。「うかい鳥亭」という高級飲食店の前を通り過ぎると道は徐々に狭くなり、ついには未舗装の道となります。バイクを止めて、少し時間は遅くなりましたが出発です。新緑の道は清々しく気持ちいいのですが、肝心の鳥君は終始未発見に終わります。林道終点には小1時間で到着、もと来た道を戻ります。この後あまりに淋しいので2本程近くの林道を彷徨いました。午前11:30で諦めました。


全く収穫なしのバードウオッチングでした。この5・6・7月は素人には難しい季節のようです。後日野鳥の会の人に聞きましたが、夏鳥はこの季節山の標高の高い所に移動しているので、平地では樹々も生い茂り中々難しい季節に入るようです。河口や海岸でも暑い時は鳥影薄いと話していました。

めげずに空振りでも思い出は残るし、今回のような出来事も一つの思い出として楽しんでます。

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