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iphoneの怪 [雑感]

IMG_0017.jpg知床観光船の遭難が大きく報道されています。乗船者全員の生命が失われそうで、まだ寒い北の海での遭難は過酷な状況を生み出しています。以前羅臼から北方領土方面に鯨やイルカを見に行く観光船に乗りました。実際鯨やシャチ・イルカを見ることができて大満足で自然ウオッチングを楽しんだ経験があります、この時夢中で観光を楽しんだことを憶えています。普通はそういうものだと思います、何とも釈然としない事故ですね。

さて、今回は自分を見舞った悲報です。愛用のiphoneXRが落下事故に会いました、勿論所有者である自分の不注意が原因です。しかしこれが高い代償を伴いました。かなり高価だったiphoneの型遅れが安くなってきたので、このXRを下取りに出して新しい12ぐらいに機種変更しようと考えていました。でもまだこのXRは電池こそヘタッてきましたが、まだまだ現役で行けそうとも思っていて迷っているところでした。その矢先の出来事で、シニアは先がいつまでもある訳ではないので、なるべく引き延ばして使っていきたいという願望があります。この欲が全てを無為にしてしまいました。

DSC01319.jpg事故内容は「バッテリーが純正でないという」コメントが出て充電不能となり、起動はするがすぐに電源が落ちるという症状です。早速Appleに電話して修理依頼しますが、念の為店舗に持ち込んで診断してもらうことを勧められました。そこで渋谷ヒカリエの「カメラのキタムラ」に予約して診断してもらいました。結果は基盤故障の可能性が高いので修理に出しても新品XRへの交換になり、費用は52000円ぐらいとのことでした。ガーン!

これは事実上の修理不能で買い替えということです。買い替えならもう少し出して新型を購入した方がマシなので、ショックと買い替えの算段で脳がシビレテしまいました。スマホ無しでは一日足りとも生活することが出来ないくらい日常品です、直ぐに行動に移さないとスマホ無しの期間が長引いてしまいます。ただ12とか11とかの型遅れはキャリアの機種変や新規契約の目玉で品薄になっていました、いくつかのキャリアでは在庫なしとなっています。私の契約キャリアも在庫なしで、仕方ないのでネットで新古品を探して何とか確保しました。

ここに掛かった費用は7万台後半となり、単なる落下事故の結末は思いも寄らない出費となりました。

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しかしこのAppleの修理不能の判定に甚だ疑問を感じるのであります。調べてみると、どうもこの手の修理について8割以上で新品交換になっているようです。町の修理屋さんでは状況によって3万円ぐらいで難無く修理しているようです、Appleの新品への買い替え作戦なのかわかりませんが、この対応は時代に逆向するかのようです。仮に修理が出来ても純正品不使用からこのXRはジャンク扱いになるようです。そうなれば下取りどころか正常に動作していても価値は無価値になるようで、メーカーでよくある事ですが純正しか認めないブランド戦略が透けて見えてきました。

もう少し自社の製品を大切にする姿勢が欲しいものです、毎年新製品を出す無限ループの結果でしょうか。

電池ぐらい自分で交換できるよう考えてもいいと思うぐらいです。

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映画「散り椿] [映画]

P1190522.jpgヨーロッパの戦争が思いも寄らない現象を引き起こし始めました、全世界的な食料危機です。ウクライナ・ロシア共に小麦や肥料の主産地だそうで、今後小麦や農業生産物の世界的な争奪戦が始まるとのことです。

これはエライ事です!

日本も昭和20年代に深刻な食料危機になりましたが、記憶を持っている人はもう超高齢者です。ほとんどの国民が飢えを知りません。日本の食料自給率は30%台、これは70年代から指摘されていることです。100%自給出来ているのはコメだけだそうです。それでも天候不順になればタイ米を輸入したことがあるぐらいですから薄氷を踏むような状況だと思います。「パンや麺類が食べられないならコメを食べればいい」とテレビで言ってました!昔「貧乏人は麦を喰え」と言った政治家がいましたが、そんな時代がまた到来するのでしょうか?

P1190543.jpgさて、本題の方ですが時代劇「散り椿」 いい映画を見ました。この映画は主演岡田准一 原作葉室麟 監督木村大作 脇役に西島秀俊 黒木華 緒方直人 奥田瑛二 石橋蓮司他豪華俳優陣で固めています。この映画を見てすぐ感じるのは藤澤周平作品との比較です。全般的な雰囲気はよく似ていますが少し違うようです。内容は「4人の天才的な剣士と藩の城代家老との権力争いとこの4人の剣士の友情 そして主人公の妻の愛が引き起こす事件の顛末」うまく説明しきれないですが。

藤澤作品と肌合いが少し違うのは武士としての生き方への懊悩は少なく、枯れた感じがありません。注目すべきは全篇ロケで映像が美しいです、映像はリアルで緊張感があります。そして殺陣は岡田准一自ら考えたようです、殺陣は時代劇のキモですから この作品は実にリアルな斬り合いとなっています。主人公の斬り合い場面での構えがいいです、恐らく刀と刀の斬り合いはこのような形になっただろうと思われるような。岡田准一の構えは居合のように体勢を低くし、抜刀する場面でも抜き動作に緊張感が漲ります。斬撃は上中下 相手の動作に連動するように動きます。軽く刀を振っているような感じはなく斬りつけているのが見てとれます。時代劇の殺陣は面胴突き袈裟がお約束のように使われます。しかし一撃で絶命させることは至難だと思いますのでリアル感がありません。とあるシーンで主人公の妻の弟が斬り合いとなり一撃で相手の小手を撃ち、相手は小手を斬られて刀を地面に落とす場面があります。この時ありがちなのは両手首が落とされるシーンですがこの映画では両手首に傷が出来ただけです。これは小指下側の裏筋が斬られて刀を握れなくなった訳です。要は相手が戦闘能力を失えば良いのですから合理的です。筋肉のスジは常々思いますが斬り合いのキモですね。こんな所に戦いのリアル感を持たせた岡田准一の殺陣が見どころです。

IMG_1202.jpgストーリー的には少し残念なところもありましたが最近では良く出来た時代劇でした。

小指と薬指でタオルを掴んで両腕を後ろに回すと肩甲骨と腕が良く伸びます。両手でしっかりとタオルを掴むより動きがスムースです。

裏筋効果の実感です。

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adv150で墓参り [ツーリング]

コロナも少しおさまりを得たかなと思っていたら、また増加傾向のようで心休まる暇がありません。世界に有事が起こると我々シニアにも間接的に影響が徐徐に忍び寄って来ているようです。円安による物価高やエネルギー価格の上昇等、生きにくい世の中になっていくようでやはり心休まりません。

P1190557.jpg自分ではどうにもならない事に悩んでいても仕方がないので新車を駆ってツーリングに行きました。何か不自然な前置きですが本音は居ても立っても居られないないから出かけたというのが本当かもしれません。

さて、今回は5年以上行ってない当家の墓参りに行きました。行けていない理由は単に遠いからです。車で2時間、電車でも2時間、つい足が遠のきがちなのです。これも言い訳にならないです。バイクなら渋滞知らずで行けると思い立ち行ってきました。目的地は青梅に程近い所で距離で50kぐらい、たっぷりあります。早朝家を出て第一目的地には10:30ぐらいに着きましたが花を買うのを忘れて近くのスーパーに行き、結局11:00過ぎに到着して無事墓参りを終えたのはお昼頃でした。

ここまで来たのでお土産をゲットして帰らなきゃ とググリました。狭山茶が有名で、回りは一面お茶畑でいい風景が広がっています。でもやはりお土産には「饅頭を!」と思い 探しました。IMG_2126.jpg「酒まんじゅう」発見!直ぐに向かいます。これがバイクのいいところですね、自転車感覚で向かいます。1個90円でゲットしました。調べると青梅は意外に酒まんじゅうが名産でした、向かったお店は「久保田商店」という実にシンプルな酒まんじゅう専門店で創業97年の名店でした。

「酒まんじゅう」だけでは家人から何か言われそうなのでもう一つ欲しいところです。IMG_2125.jpg見つけました「たまご」!これは最初のたまごファームが定休日、次に行ったところはたまご料理の飲食店、三軒目でファーム直売所を発見、急行します。いい「たまご」が売っていました、大・中・小 全てキロ単位での販売です。価格も手頃で中をゲット、だいたい20個ぐらいです。気分よく帰ろうと思ったところおまけが付いてました。ファームの前の畑で「のらぼう」という野菜を袋一杯摘み放題のおまけです。ほうれん草のような野菜で袋いっぱい取って大満足で帰路につきます。

P1190609.jpgだけど遠い帰り道、ついには雨に降られて這う這うの体で家に向かいました。さて少し乗って感じたバイクの感想ですが「エンジンブレーキ」が良く効きます、車体が軽いですね、取り回しが良く実に非力なシニア向けと感じました。ただサスペンションが固く凸凹を良く拾います。道路工事による路面の凸凹は特にお尻に強烈に突き上げてきます。慣れるまで今少し時間が必要かもしれません。

そんな往復100kに渡るお墓詣りの顛末でした。

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