関東ふれあいの道1 神奈川 [トレッキング]
三浦岩礁の道 「ステイホーム」の一言で全てを済まそうとする偉い先生達の言う事に我慢ならなくなって来ました。一人で無言で歩いたりすることで本当に感染するのでしょうか?五月の新緑の香り・・・・運動不足解消も兼ねて(筋肉が落ちてきて体調が悪くなってきました)出かけました。三浦半島剣崎灯台を経由して三浦漁港までの10Km程のトレッキング 岩礁地帯には釣り人 日光浴の人 ほんの僅かの人しかいません・・・という一人旅でした。
湘南散歩 [トレッキング]
先日のよく晴れた春の一日、二宮から大磯まで10k程散歩ハイクしました。何故二宮なのかというと春を感じるなら海辺かなと、そして早春の一日とあれば菜の花と富士山の取り合わせがいいと・・・随分短絡的な昭和的アプローチで行ってきました。今はもう満開の桜の中、緊急事態宣言も解除され多くの人で賑わっていますね。
さて、二宮駅前吾妻山から見る富士山と菜の花の共演が忘れられず出かけてみましたが、吾妻山は駅から数分なので凄く便利ですし、高さ200m足らずの公園のような山ですが良く整備されています。頂上からは相模湾と富士山が一望に望め、その下には菜の花が満開でした。暫く景色を楽しんだ後、ここだけでは勿体ないので付近を散策と思い、それならいっそう大磯まで歩こうと思い出発です。
二宮駅前には「ガラスのうさぎ」像が建っています。ここが東京大空襲と何の関係があるのかと良くみていると説明板に詳しく書かれていました。暫く東海道を歩き、古社六所神社(相模の国総社)を巡りまた東海道に戻りましたが、何と途中に大磯の吉田茂邸が公開されていましたので寄り道です。ビデオで見た「映像の世紀 歴代宰相」で吉田茂が取り上げられていましたので興味深ったのです。この邸は焼失して再建されたものでしたが、庭に七賢堂という建物があり、ここは自分自身を明治期以降の七賢人に祭り上げた記念堂です、扁額は佐藤栄作の直筆だそうです。この付近には東海道の松並木が保存されています、そのまま東海道を進むと今度は大隈重信、陸奥宗光の別邸が公開されていました。この2棟の邸の縁側ガラス引戸のガラスは情緒のある昔のガラスが使用されています。その近くには整備中でしたが西園寺公望邸等、ここは明治期首相の別邸公園化を目指した観光地区でした。その後照ヶ崎海岸を目指して、そこから見る富士山も見たかったのですが生憎富士山は春霞の中でした。
照ヶ崎海岸はアオバト飛来地で有名です。ここから大磯駅まで向かう途中に蒲鉾屋さんがありましたので、今日のつまみにと寄り道しましたが残念ながらさつま揚げは売り切れでした。蒲鉾よりさつま揚げが目当てでしたので、ここは撤退で駅前に向かいます。大磯駅前で何かないかと物色しましたが、残念ながらあまりお店もなく東海道線に乗車です。しかしながら思いがけず楽しめた観光地巡りとなりました。
二宮から照ヶ崎海岸海岸、大磯駅と東海道の春を十分感じたハイキングでした。
年内最後のトレッキング [トレッキング]
ルートは景信山から堂所山経由陣馬山の中程度の距離です。12月29日晴れの良い天気でした、JR高尾駅からバスでスタートです、バス停に着いたのは少し早めの到着でした。しかしこれが結構ラッキーでした、バス発車まで15分前でしたが何と5分前には長蛇の列となり70人程乗ったでしょうか、満員で出発です。ほとんどが終点の小仏で降ります。小仏バス停から登山口まで暫く車道を歩きます、登山口から景信山を目指しますが人出はかなり多いです。1時間程で景信山に到着、ここで富士山が綺麗に見えています、この分だと昼過ぎには霞んでしまうような様子です。
ここから堂所山を目指します。初めての道はかなり気持ちのいい尾根歩きで風景も少し高尾山方面とは違います、こっちの方が気持ちいいです、この道でも前方から次々に多くの人と離合します。堂所山迂回ルートと直登ルートの分岐点に到達しました。ここは迷わず直登ルートを選択して見上げるような急登に挑みます。実はここでお昼ご飯を食べたいからです。頂上に到達しましたがベンチが2つあるだけでこれと言った風景もありません。しかしこの先は峠が2つあり、目的地陣馬山まで3km程です。陣馬山まで我慢するのは体が持ちそうにないので早目の食事をここで摂りました。
山メシはメスティンで混ぜご飯を想定していましたが調理できるようなテーブルもなく、カップラーメンで済ませます。ここから底沢峠を越えて明王峠に向かいます、明王峠には12:00に到着ですが、何とここは休憩できるスペースや茶屋があって椅子やテーブルが設置されていました。当初の予定通りここでメスティン混ぜご飯の挑戦です。
情報を取らなかった自分が悪いのですが、ここで食事にすれば良かったと後悔です。それでも予定通り調理にかかります、ダイソーで買った固形燃料による自動調理でご飯を炊きます。20分で出来上がる予定でしたが蒸らしも入れて40分かかりました、ご飯は半分失敗です。火力が今一で炊けていません、少しお粥のような状態でした。
陣馬山でのコーヒータイム予定はスノーピークのチタンマグを家に忘れてきたため断念。これでコーヒーは諦めです。陣馬山の風景はいい風景です、芝生の広がる頂上付近で多くの人が休んでいます、茶屋もあり午後の一時を皆楽しんでいました。写真を撮れるだけとって下山します、どうもスマホの予定では藤野駅着16:10頃と出ています。一ノ尾根からJR藤野駅に向かいます。順調に下山しますがこれと言って急坂はなく気持ちよく降りられます、ただ距離が長く残っていました。車道に出ると登山口に出てきますが到着は15:07でした。間もなくバス停を見つけて時刻表を確認します。何とバスは行ったばかりで次のバスは1時間近く来ません、到着予定時刻を見るとバスの来る頃には駅に着きます。歩くことにします。暫く行くと駅まで1kmと案内板が出てきましたが見上げるようような坂が眼前にあります。この坂を越えなければ駅には着かないと思うと最後の力を出して越えました。
歩いた距離 15km コースタイム6時間47分でした。
年内最後のトレッキング終了です。
準備不足は命取りだー!
森戸川源流と仙元山 [トレッキング]
半年程前に雨で入口まで行って断念した森戸川林道をリベンジです。もう一つの目標はメスティンの初使用。森戸川林道は林道終点まで歩きやすい穏やかな道でして野鳥が多くバードウオッチングには最適な場所でした野鳥にも興味があってどんな鳥がいるのかチェックしながらゆっくり歩きます、そうこうする内に終点に到着です。ここから二子山方面に欲を出して進出です、二子山山頂をゲットして林道終点に戻り仙元山に向かうことにプラン変更です。しかし進出後500m程で逃げ戻りました、道が倒木によって切れ切れで細く、川を渡河するのに難渋しました。そのうえ崖際の道が頼りなく切れていたり、ぬかるんで滑りやすくなっているので戻ることにしたのです。戻る時倒木を避けて川から上がろうと横着したら泥濘に足を取られて思い切りズッポシです。足首まで深みにはまりもうこれまでかと思いましたが靴の性能がよく無事でした、5年程履いている靴ですが防水が完璧でした。もし足首まで泥に浸かり浸水していたら帰りの電車に乗れません、泥だらけの靴では人から胡散臭く思われます。漸くの思いで元の道に戻り、沢で靴の泥を洗い落し仙元山を目指しますが標高200m足らずの山なのに急登が凄すぎます。
ここまで林道に入って3時間程経ちますが人には会いません。完全な一人旅ですが樹林の陰から人家や建物が見えますので遭難ということは無いだろうと思いますが看板には遭難注意と書いてあります。登山道の崖側下は急な斜面で落ちたらヤバイことはアリアリでした。登り斜面の要所要所に綱が張られていてこれなしでは登れません。そんな急登が何回も繰り返し続きます。地図上の中間点「観音塚」にやっと辿り着きましたが仙元山にはまだ2kmありました。大小の起伏を繰り返して仙元山手前の展望所でやっと昼ご飯です。しかしここの展望はご褒美のように最高です。葉山の海と富士山・江の島が一望で天気の良さに助けられて暫しの休憩が天国のようでした。
先般購入したメスティンの初使用ですが今回はご飯を炊きました。バーナーで熱すること10分 ホカホカご飯の完成です。出来はこれまでの最高です、ユニフレームのバーナーパッドが効いたようでコゲ付きなしで完成です。これに無印で買った「バターチキンカレー」をかけて食します。しかしバーナーのGAS不足でカレーの湯煎が今一です 構わずご飯に掛けます、ホカホカご飯のお蔭で大満足です。しかしGAS不足は食後の珈琲を作れず 景色と珈琲は失敗でした。帰りは葉山の海岸から富士山を見納めてバスで駅に向かいます。
追申 無印カレーは「バターチキンカレー」より「ブラウンマサラカレー」の方が美味しかったです、両方とも350円。ちなみに人気NO1は「バターチキンカレー」です。
奥が深い三浦アルプスでした!