SSブログ

新年に思う事 [雑感]

DSC_5737.jpg先日、年末のトレッキングについて書きましたが新年にあたって思うべきことを書かなくてはと思いたちました。今年のお正月は異例の年であった事は周知の事実ですが、100年に一度のことと思えばどのような暮らしだったかぐらいは残しておくべきと思い記録します。報道では年末年始の里帰りは嘘のように人出が少なかったと報じています。羽田空港に年末家人を見送りに行きましたが、例年なら駐車場に入れない程混雑しているのにすんなりと駐車場に止めることができ、空港内は普段の平日並みでした。勿論飲食店には立ち寄らずゲートで見送って帰るというシンプルなものでした。その後の大晦日から年始3ヶ日は家から1歩も出ずテレビ三昧の日々でした。箱根駅伝やニューイヤー駅伝といったスポーツ観戦に終始です。

さて、新年に思う事と言えば録画しておいたNHK「映像の世紀 ナチス狂気の集団」を見ましたが世相が良く似ていました。ナチスが世に現れたのは第一次世界大戦後のドイツです、第一次世界大戦ではスペイン風邪が大流行した結果、戦争が継続できなくなりました。そして追い打ちをかけるように世界大恐慌が始まり世界経済はどん底に沈みます。今コロナで同じような事が進行しています、大流行を抑える為にロックダウンが頻繁に行われ経済が失速しています。世界中で富者と貧者の二極化と分断が進行しています。我が国でも普通の人が貧者に没落していく様はマスコミでも多く取り上げられています。ナチスは分断を煽り、全ての原因はユダヤ人にあるとしてユダヤ人排斥に乗り出します。これは純血ドイツ人を結束させることや自国民の優越性を強調することで政権奪取や世界侵略を正当化をしていく訳です。


何か良く似たような感じになっています、言葉で人を括り社会に害をなすと言い出している人が普通人に浸透してきているのです。私の友人には敵は中国でアメリカのトランプ氏は正義の使者だと言います。私の人生でトランプ氏やバイデン氏が何程の関係があるでしょうか?恐らく全く関係無く私は人生を終えると思っています。今コロナは厳然と病気として大流行していますがフェイクだと友人は言います、コロナは単なる風邪とも言います。このような人達とはもうこれ以上話しても平行線と思い深い溜息が出ました、こういう事を言い出す人は普通にいる変人と思っていましたが、これから増えていくのかもしれません。


作家児島襄先生が作品中でこんな事を言ってました、あいまいな記憶ですが「深刻な経済環境はテロルの温床である」。富者でない一庶民が自分達をこんな立場に追い込んだのは「こいつらだ」と言ってるのが気掛かりです。友人が言う「こいつら」は、誰なのか良く分かりませんがトランプ大統領が名指しする人達と一致するのでしょうか。

こんな事を思った歳の初めです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。