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地味な歴史探訪 新田義貞鎌倉攻め 群馬編 [ツーリング]

前回の続きで群馬県太田市新田に行ってみました。

ここは新田義貞旗揚げの地です。前回はここから攻め上った軍の航跡 埼玉県所沢市、東京都東村山市と合戦場巡りをしました。この地を初めて巡ってみました、残念なのはこの英雄についての名所旧跡はほとんど残っていません わずかに生誕地と居館跡と旗揚げ地がモニュメントとして残されているだけ だから地味な歴史探訪なんです

今回のツーリングの総距離は300kmを超えていました 思えば昨年3月にバイクを購入して こんな遠くまで何なく来れることに驚愕しています。バイク旅はこの年齢には辛い よく300km運転できたものと自分ながらに驚きます。
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最初の訪問は観光地のような体裁のある「生品神社」 旗揚げ地です。ここでナビに騙されました 同名の違う神社に案内されてしまいました この神社は源八幡太義家が後三年の役で戦勝祈願した神社 ここから目的地「生品神社」まで9k 中々の遠回りです 余談ですがこの生品神社の近くに「薮塚温泉」と「三日月村」と「スネークセンター」があり観光拠点になっていました。三日月村は「木枯し紋次郎」の出生地 紋次郎ミュージアムになっています。
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目的地生品神社は新田義貞オンリースポット、今回は骨董市が開催されていて歴史に静かに浸ることなく そちこちに露店が境内中に展開され、モニュメント付近は出展者の車で溢れかえり 静かな古刹とは無縁でした。運がないとはこのことです。新田義貞の家紋は一つ引両 新田氏の一つ引き 足利氏の二つ引き 三浦氏の三つ引きは有名だそうで 因みに引き両の両は竜を表すとか
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次に居館跡「反町居館跡」に行ってみます ここはお寺になっていて境内にはそれらしきモニュメントや遺跡はなく 全体が堀に囲まれ、出城を彷彿とさせる中世居館跡を残しているのみでした。このお寺に観光客は来ないです 境内に人は誰も居ません。
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この次は出生地を訪ねます。これら関連施設は5km以内にあるので効率よく訪ねることが出来ました 出生地は小さな公園になっていて立派な石碑のみがドンと聳えています 揮毫は「海軍大将加藤寛治」

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生品神社を出発した新田軍は最初150騎 これが行軍中に次第に膨れ上がって20万騎になったと「太平記」は記しています。

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政権を樹立出来なっかた英雄の残り香はやはり時代の流れの中で霧のように霧消したようです。

この後前橋方面に向かいました。

別のテーマになりますが群馬県は古墳大国 ちょっと下調べを兼ねて行ってみました。

見聞記はまた次回

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