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高尾山でバードウオッチング [探鳥]

また再延長ですか  フーッと溜息が出てきます   それも20日間ですか

新緑の高尾山に行ってみました。

DSC_0612.jpg今回は日影林道から城山そして稲荷山コースで高尾山口を目指します。日影林道へは高尾駅から小仏行きバスで日影バス停下車 20分ぐらいでしょうか

このコースにするか 中沢林道 はたまた 小下沢林道かと迷いました。大平林道 高尾林道に抜けたくて、このコースに決めました。

行きの電車で携帯の電池が切れていることに気付きました! 後の祭りです。地図無しハイクになりました。

日影林道は真っ直ぐ進むと城山に出ます、ここから一丁平を経て大平林道に行けるものと思っていました。事実行けるのですが 一丁平手前の案内板をスルーして 一丁平で道確認したら戻らなければならない事が判明 でも もう戻って行く気力がありません そろそろ足にキテイタのです。

DSC_0607.jpg高尾山山頂手前で連絡道があるということに期待して進みました あったのですがロープで進入禁止です。と そこから人が出てきました、ロープ跨いで現れました。この人通行禁止道を歩いてきたのでしょう

 

行こうかと思いましたが 地図 GPSがありません  残念ながら断念して稲荷山コースから下山です。

さて、肝心のバードちゃん達は ウグイス発見 キビタキ発見 ヒヨドリ発見 イワツバメ発見 で終了です 高い所にいて発見難しかったです。キビタキは双眼鏡で辛うじて発見という収穫のなさ 全行程14Km 

DSC_0637.jpg人流は多かったです みんな我慢の限界に近づいているようで

 

梅雨も早いし ワクチン近いし もうちょっとで頂上到達というところなのでしょうか?

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関東ふれあいの道1 神奈川 [トレッキング]

三浦岩礁の道 「ステイホーム」の一言で全てを済まそうとする偉い先生達の言う事に我慢ならなくなって来ました。一人で無言で歩いたりすることで本当に感染するのでしょうか?五月の新緑の香り・・・・運動不足解消も兼ねて(筋肉が落ちてきて体調が悪くなってきました)出かけました。三浦半島剣崎灯台を経由して三浦漁港までの10Km程のトレッキング 岩礁地帯には釣り人 日光浴の人 ほんの僅かの人しかいません・・・という一人旅でした。




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剣崎灯台
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ホオジロが鳴いています 電線が残念
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イソヒヨドリがたくさんいました
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岩礁地帯は絶景
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トンビがヒラヒラ

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小説たび巡りⅡ [本]

松本清張の作品には日本中の鉄道旅行が網羅されているのでそこから始めます。前回は三浦半島観音崎を舞台にしました。

今回は代表作「点と線」から 「東京駅13番線ホーム(横須賀線ホーム)から14番線、15番線が見える」というこのシーンはこの小説の要となるシーンであり、また今や廃止されたブルートレインの出発風景です。15番線ホームに九州行き特急「あさかぜ号」が停車している風景を登場人物に「あれは博多行き特急、あさかぜ号だ、」と語らせています。(作品でこのシーンを実際に触れて下さい。)

東京駅の九州方面長距離列車の出発ホームには見送り客が溢れ、一種独特の旅情が醸し出されています。私も40数年前にブルートレインに乗車した思い出があります。若い時分でもう記憶は霞んでしまっていますが断片的記憶を辿って・・あさかぜ号はこの小説の舞台ですが、東京駅発18:50頃だったと思います。博多着が昼前になり博多が目的地の方にはいいですが、博多より遠くの旅行の場合はもっと早く着く列車に乗りたいところです。確か私が乗ったのはみずほ号かさくら号だっと思います、これは15:30頃の東京駅発です。博多には朝着くと記憶しています。このような寝台列車に乗ったのは初めての経験でした、夜遅くまで起きて通路に備え付けられている折り畳み座席に腰かけて、どの辺りを走っているのか暗い窓を覗いていたことを記憶しています。寝台ベッドで寝ることへのワクワク感も楽しみの一つでした、しかし到着する頃の朝がたには不眠感が結構ありました。2段式のベッドで1段目は座席シートになるので線路の音が夜通し聴こえて中々眠れないからです。

DOEP3596.jpg最後に福岡県香椎の場面が出てきますので紹介します。香椎駅へは博多から鹿児島本線で行く方法と西鉄電車で西鉄香椎駅に行く方法と2通りあります。国鉄香椎駅へは博多から門司方面に3駅10分で着きます。(わざわざ国鉄を使用しました。)両駅は近く、小説でも歩いて5分という距離が推理の核心になります。IMG_2223.jpg香椎から山側が香椎神宮方面、海側は博多方面です。殺人事件の舞台 香椎の海岸は風光明媚な所と書かれ、万葉集 大伴旅人の歌「いざ子ども香椎の潟に白妙の袖さえぬれて朝菜摘みてむ」を引用してます。右側には海の中道の先 志賀島が見え、左側には能古島が見えると書かれています、出掛けた事がありますが今はもう能古島は見えません、博多湾の向こうにアイランドシティーの高層ビル群が聳え立っています。


IMG_2225.jpg「点と線」は東京駅の風景と香椎の海岸が舞台となる作品です、東京駅も香椎の海岸も今は往時の風景はありません。前掲みずほ号乗車時の目的地は志賀島でした。志賀島到着時に公衆電話から家に無事到着電話をしましたが10円玉が凄い勢いで落ちていき驚きました、それ程遠いところだったんです。往時の風景を偲びながら現代を旅したいところです。

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小説の旅巡り [本]

コロナはいよいよ牙を剥き出しその本性を見せ始めた。数々の変異種が現れ、その変異種同士で生存をかけて喰い合い、優位に立ったものが凌駕してゆく・・・そして勝ち残った種が今人間に襲い掛かって来ているのです。その姿は一昔前のゾンビ映画のように人間を喰い尽す・・・・少し劇的な文章にして見ましたが、どうもステイホームで家にいるとワイドショーの声高な叫びともとれるような説明や各持論を聞かせられると心が麻痺してきます。もう情報が過剰すぎて理解を超えて来ました。少し文学的な抒情的文書に心地良い逃避をしたくなりました。

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五月の風を感じて・・・・松本清張作「球形の荒野」に書かれている部分では三浦半島観音崎の風景が舞台でした。本当は観音崎のレポートをしたかったのですが行けないので回想です。情景描写を引用したいところですが、小説や映画でご覧下さい。昔、映画はロードショーで見に行きました、その前に上映された「砂の器」が良すぎてこれも大感動だと思い込んだのですが裏切られた感が強かったと記憶しています。でも改めて原作を読むと「砂の器」より数段抒情的でいいです。映画は島田陽子主演、芦田伸介が父親役で重厚感のある映画でした。最初の蝉しぐれの場面を印象深く記憶しています。

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清張作品の舞台地を巡る旅は旅のロマンと原作の記述をなぞれる一人旅が楽しめます。観音崎に行きたくなりました。この作品では奈良唐招提寺から物語が始まり、明日香の古寺巡りの場面が続きます。明日香の古寺巡りも一興ですね。

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