狭山湖 山口貯水池でバードウオッチング [探鳥]
暫く平穏な日々が続いています。こういう風に平静な日常が取り戻されれば人は活動的となります。ということで行っちゃいました。自宅から40k程先にある狭山湖へ 原付で90分 レッツラゴーという企みです。
狭山湖は多摩湖の奥にある人造湖で埼玉県所沢市にあります。周りはトトロの森が散在し、プチ観光地となっています。直ぐ近くに西武球場があり駅はここを利用します。したがって結構開発されていて駐車場やら飲食店が建ち並ぶ日帰り観光地です。横浜から乗り換えなしで来られることも魅力的で、渋谷からおおよそ40分で到着できる近場観光地ですね。
さて狭山湖は東村山市にある多摩湖の奥で東京の秘境のような処です。東村山の多摩湖堤防は第一堤防、第二堤防が東大和市になり、第三堤防がこの山口貯水池です。順に下多摩湖・上多摩湖・狭山湖となります。秘境という表現はこの村山貯水池一帯が国立公園並みの広さ(大袈裟かな)がありながら貯水池一帯が、フェンスで囲われていて湖岸に入れないことからの表現です。多摩湖一帯の外周道路はバイク進入禁止で、駐車帯等はほとんど無く車も通過するだけの道路です。駐車場が豊富な場所は西武ドーム周辺に限られ、歩いて行くか自転車しか許されない地域です。そういう意味では東京の自然が良く残された奇跡の地域かもしれません。
そんなことから鳥さんも多くいました。堤防に上がって湖面を見るとカモやカンムリカイツブリがが遠くに浮かんでいます。鳥撮りおじいさん達が集まっていました、狙いはオシドリのようでしたが他にも珍しいカモがいるようで、おそらく一日中頑張る様相でした。そんな処は遠見でやり過ごして、堤防上を暫し歩きます・・・・ヒバリが堤上にパラパラといます とタヒバリもいます。湖面にはカンムリカイツブリが近くまで来ていました。
パラダイスですね・・・・興奮してきました。堤防上を800m程歩いて取水搭近くまで行きます。この取水搭が絵になります。多摩湖の取水搭も美しいルネサンス様式ですがここも味があります。
次は堤防下を歩いていきます・・・・ホオジロのツガイが葉っぱの上にいますが人を恐れません、かなり近くまで寄らせてくれます。お目当てがジョウビタキですがこれは見かけません、と一羽の大型鳥が飛来・・・・チョウゲンボウでした。堤防の欄干の塔に止まって食事をしています。これも1mぐらいまで寄っても逃げる様子はありません。30分以上は楽しませてくれました、最後は人だかりが出来るほどでした。
もう少し居たかったのですが予定もあって切り上げました、ここはパラダイスでした。
実はここは「ひがしむらやま~庭さきゃ多摩湖の・・・」志村けん大先生の故郷の近くでもありました。私も学生時代までこの辺でお世話になりました。
土地勘があるだけにこの一帯もう少し探検する必要がありそうです。
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