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松本清張全集2 [本]

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現在の西鉄香椎駅


松本清張全集を買った話しですが内容に全く触れていませんでした。
このコロナ禍でふと思ったのですが松本清張ならこの昨今の出来事をどう作品化するか。
どうも清張先生がお得意にする題材が最近多いですね。
小説「点と線」の主題は「東京オリンピック招致による産建省不正発注に絡む産建省課長補佐の殺人事件と関係者のその後」実は心中に見せかけた殺人事件だったが巨悪と上級公務員は事件と関係なく栄進していたというストーリーです。ちなみに産建省は架空です。
清張先生がモチーフとしてよく取り上げるのが下級公務員の死によって上級公務員や政治家が栄進栄達を遂げるというストーリーです。
そこでちょっと夢想してみました。
もしここ数年の一連の出来事を小説にするならこんな内容かなと。
そこで大まかなテーマは
「国有地払い下げ問題に端を発した大蔵省文書改竄と世界パンデミック」
あくまでフィクションです。 
内容は
1.前政権が選挙によってひっくり返り現政権が出来ます。経済政策を華々しく引っさげて政権は国民の全幅の信頼を受けます。
2.我が世の春を謳歌している現政権に影が忍び寄ります、それは総理夫人が関西地方の幼稚園経営者と知り合うところから始まります。
3.このことが国有地払い下げ問題へと進展し、国会問題へと進展しますが国民の高い支持率と経済政策の成功により何とか乗り切ります。しかしその陰では国会追及を受けて国有地払い下げ問題を処理した官僚の死亡という事件が起きます。
4.更にこの問題を徹底的に隠蔽し口封じしたキャリア公務員は事件後の論功行賞で事務次官となりトップに君臨します。
5.そして2年後世界的なパンデミックが襲います、こうやって長期政権を持続させた現政権はパンデミック収束に向けた政策を次々と発表しますが、国民感情とはかけ離れた政策運営をした為過去の失政までも問われて火だるま状態となり、自ら進めた数々の政策も国民の非難を浴びて信頼は失墜します。
6.結末 位人臣を極めた大蔵省官僚の末路と政権の終焉を描くか・・・・・清張先生ならどういう結論に導くのでしょうか?
 
最後は不条理な結末になるのかな と思ってしまいますね。清張先生の作品は結構不条理で終わることが多いですから
さてと夢から醒めました。
このコロナ 本当にどうなっちゃうんだろー 心配だなあー。
今回は清張先生の作品内容に少し触れましたが次回にもう少し。

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